スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア |
「美少女雀士スーチーパイ」は、キャラクターデザインにアニメ、「ガルフォース」や、漫画、 「ガンスミスキャッツ」などを手がけた、園田健一氏を起用したSFC用ソフトとして発売された。 人気があった本作は、脱衣麻雀としてリメイクされ、アーケードで「アイドル雀士スーチーパイ」としてデビュー。 その後、家庭用にアレンジ移植され、好評を博した。 翌年には続編である「アイドル雀士スーチーパイU」もアーケード、家庭用で発売。OVAも製作され、 ラジオ番組も放送開始。人気を不動のものとした。 で、このシリーズのヒロイン達をスピンオフしたのが本作、「スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア」である。 タイトルに示されているように、ジャンルは今までと違いアドベンチャーとなっている。 ある日のこと、ゲームセンターで遊んでいると、女性店員が馴れ馴れしく話しかけてくる。 気を取り直して、街に出て恭子と共に彼女の友人たちに会うのだが、 その娘たちというのは、今までのシリーズに出てきたキャラクターたちで、 256億円をかけて改造された、サイボーグ女性自衛官や 、殺人的に不味いパイを食べさせる、パイ店の店長といった、 個性的というより、一筋縄ではいかないといった感じの娘たちである。 そんなことがあった翌日、恭子が血相を変えてやってきた。 と、こんなストーリーで、基本的に出会った娘たちと会話し、フラグを立て、 リリムの襲撃を予想し、先回りして防いでいくのが大まかな流れ。 また、本編中は「サクラ大戦」などで知られる松原秀典が作画監督を 努める美麗なアニメが随時挿入される。 やがて、最後の決戦として、リリムとの直接対決に挑むことになるのだが、ある条件を満たすと、麻雀で勝負することになり、 シリーズの変身ヒロインたちが勢ぞろいして、おなじみのイカサマ技 をみんなで叩き込んで、倒すのは爽快である。(トリプル役満も珍しくない)フラグを立て終わり、特定の娘と高感度が高い状態でエンディングを迎えると、 個別のエピローグが流れる。 そして、ディスク2では、恋を成就させてクリアしたヒロインとデートできる
デートモードや、複数人で対戦できる、3種のミニゲームなどを楽しむことが出来る。 本来、脱衣麻雀のヒロインというのは、脱衣というギミックのために
生み出された、使い捨ての日陰者の存在だった。 個人的評価 ☆☆☆☆ |
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