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シャイニングフォース 神々の遺産

国民的RPG、「ドラゴンクエストW」のメインプログラマーを務めた、内藤寛氏を中心に独立した ゲーム製作会社クライマックスは、当時ライバル関係にあったハード、メガドライブに、 「シャイニング・アンド・ザ・ダクネス」を発表した。

当時としては珍しい3Dダンジョン型のRPGで、ユーザーの高い支持を受けた。

そのスタッフが再集結して製作に当たったのが本作、「シャイニングフォース」である。

記憶を失い、海岸で倒れていた天才少年剣士マックスが仲間たちと共に、突如進軍してきた ルーンファウスト帝国に立ち向かうというストーリー。

その仲間たちというのが、玉木美考氏の魅力的な筆致で描かれた、エルフやドワーフ、ケンタウロスといったファンタジーRPG ではお馴染みの種族から、果ては魔法生物にアルマジロ、ヨーグルト といった、何だかよくわからないモノたちまでが、騎士、戦士、魔導士、弓兵、ヨーグルト など、多種多様な職業についていて、プレイヤーはリーダー、マックスとなって、彼らを率いて戦う事になる。

システムは前作と違い、シミュレーションRPGとなっており、従来のRPGのように街で情報や仲間を集めたりして、ストーリーを進めていくのは同じだが、 戦闘パートはシミュレーションとなっている。

この戦闘パートはよくあるターン制のものではなく、すばやさの高いキャラから順に行動を開始できる。
フィールドの地形には効果が設定されていて、移動の妨げになったり、防御力を上げてくれたりするので、よく考えて進軍しなければいけない。
基本的に隣接した敵に対して攻撃を仕掛けることができるが、弓や投槍などを装備したキャラは、離れた相手にも 攻撃することができる。
また、僧侶や魔法使いといった職業のキャラは、マジックポイントを使って一度に複数の敵を攻撃できたり、仲間を回復、治療したりすることができる。

そして戦闘シーンは当時としては珍しいアニメーションとなっており、シネスコという横長の画面比率で、 さながら、映画を見ているかのような迫力がある。
(画面の構成上、味方は後姿しか映らないのはご愛嬌……)

また、旗色が悪くなったら撤退して、再度挑戦することも可能だ。
撤退しても稼いだ経験値やお金はそのまま残るので、難しくて投げ出すということは あまり無いと思われる。

稼いだ経験値が一定値に達するとレベルが上がり、各種ステータスがあがる。
さらにある程度のレベルに達すると、上級職に転職することができる。
転職するとキャラのグラフィックが変わり、それまで装備できなかった強力な武器も装備できるようになるが、 転職直後はステータスがダウンしてしまうので、時期を見極めることが肝要だ。

と、ここまで読んで気づいた方もいるかと思うが、実はこの作品、「ファイアーエムブレム」とよく似ている。
しかし、決定的に違うのはあちらはウィザードリィと並ぶ程のリセット回数を要する高難易度に対し、 こちらは死んだ仲間は簡単に生き返るし、経験値稼ぎもし放題なので誰でもクリアできる程簡単である。
この難易度は物足りないという意見が当時は多く聞かれたが、例えば撤退をしない、最低限の仲間だけでクリアするなどの 縛りをプレイヤー自身が課して遊ぶことで解決できたりする。

このゲームはあくまでも良質な素材という感じで、各々のプレイの仕方によって、それぞれ違う味のおいしさを持った 料理に変化する気がする。
例えば、好きなキャラクターだけをひたすら強くしたり、あえて使えないキャラで一軍を編成したり、毎回テーマを設けて遊ぶと 新鮮さが損なわれない。
おかげで、何周もクリアしているプレイヤーも数多い。
開発者が壮大なテーマやメッセージを押し付けがちな、息苦しい昨今の大作RPGに疲れている方には、是非ともプレイしてもらいたい。

個人的評価 ☆☆☆☆☆
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