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炎の闘球児 ドッジ弾平

児童漫画雑誌の雄、コロコロコミックで連載され、アニメ化も果たし、 全国にドッジボールブームを呼び起こした同名漫画をゲーム化。

低年齢層のユーザーを増やすため、彼らの少ないお小遣いでも買えるように、 3800円という破格値で発売された。

もちろん、ゲームジャンルはドッジボールなのだが、ルールの方が少々違っていて、
相手がノックアウトするまでボールをぶつけ合う という、非常に凄惨なものに変わっている。

内野四人、外野三人の七人のチーム同士で闘い、内野の人間がノックアウトすれば、 外野の人間と交代し、一度交代した人間がノックアウトされれば、二度と内野に戻ってくることは出来ない。 最終的に全ての人間を外野に押しやれば勝利となる。

ボールを投げる時に、タイミングを調節すると、速球からハエがたかるような遅いボールまで、 変化をつけることが出来る。
球速が速ければ速いほど、当たったときに相手に与えるダメージが大きい。

相手からボールを投げられた時は、Aボタンで伏せて避ける、Cボタンでジャンプして避ける、 ボールが自分に当たる瞬間にBボタンを押してキャッチするという三つの選択肢がある。
キャッチしたボールは、一定時間内なら相手が投げてきた球速のまま、投げ返すことが出来る。

また、選手それぞれに、固有の必殺シュートを持っており、 名に違わぬ破壊力を秘めている。
ジャンプ中にタイミングよくボタンを離すことで、出すことが出来るのだが、 ダッシュしてからジャンプすると、タイミングが甘くなり投げやすくなる。
これがまあ、炎や氷を纏った剛速球やら、分裂やら、三段変速やら、 小学生の身体能力以前に、地球上の物理法則を超えてしまっているような 凄まじい物だったりする。
原作の持つ、極限まで加速されたハッタリによる演出論 を遺憾なく発揮している。
投げるのに少々コツがいるが、炎の猛特訓モードでたっぷり練習できるので、 心配は要らない。

当然、この必殺シュートも、キャッチしてそのまま相手に投げ返す 事が出来る。
相手と必殺シュートのラリーを繰り広げる様は、さながら、 バラエティ番組でよくある、どんどん風船が膨らんで最後には破裂するリレー形式の クイズの様である。

その他に一試合に三回だけ使える、チーム固有のフォーメーションアタックという物があり、 高速でパスを回し、相手の隙をついて速球をお見舞いする強力な攻撃だが、見ているとなんとなく イジメを想起させる。
そしてこのフォーメーションもチームごとに、東京都のチームなら山手線フォーメーション 、イースター島のチームならモアイゴッドフォーメーション というように、チームカラーをよく表している。

また、1Pモードでは、コンピューターとのフリー対戦のほかに、日本全国の 強豪と戦い、その後、世界中を転戦する、「倒せ!闘球の強豪たち!」 がある。
エジプトでは砂に足を取られて動きが鈍ったり、ロシアではコートが凍っていて、 滑ったり、コンディションにもお国柄が表れている。

ここまで読んだ聡明なゲーマーの方ならすでにお気づきかも知れないが、どこぞの 不良といわれる割には、熱心にスポーツに精を出す、熱血硬派なドッジボールと酷似している。
しかし、様々なアレンジが加えられた事で、面白さにより深みが増している。
特に上級者同士の対戦では、必殺シュートでさえ8割以上の確率でキャッチして投げ返してくるので、 いかにキャッチのタイミングをずらすか、非常に深い心理戦となる。
この対戦の熱さは、メガドライブの中でも五指に入る程の物なので、 対戦相手に恵まれているなら、一度挑戦してみて欲しい。

個人的評価 ☆☆☆☆
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