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チップ

チップはキャントールという、犬に似た亜人の種族の尼僧である。
彼女は生まれてすぐみなしごとなり、アルタローン国のミモーという 小さな村の小さな教会に引き取られた。

そこで彼女は、同じような境遇の子供達と寝食を共にし、貧しいながらも 幸せに暮らしていた。

しかしある年の事、村で流行り病が起こり、教会の子供達も次々と病に侵されていった。
彼女は子供達の回復を願って必死に神に祈り続けた。
そしてひとつの奇跡が起こった。彼女の中に癒しの力が宿ったのだ。
神から授かった力で病魔を退けるものの時すでに遅く、半分以上の子供達が亡くなっていた。
彼女は悲嘆に暮れ、悩み続けた。そして教会を出て働こうと決心する。

アルタローンの城で、姫付きのお手当て係という職を得て、貧しい教会のために、 仕送りを始める彼女。しかし、教会の神父様からの手紙には、「仕送りには手を付けていません。 あなたの力はもっと人の役に立てるべきです。」と記されていた。

その事でチップは再び悩んでいた。そんなある日、隣国のガーディアナ王国が 突如として侵攻してきたルーンファウスト帝国に滅ぼされた。
支援を求めてガーディアナ王国の残存兵から構成された、シャイニングフォースの リーダー、マックスが城にやってくる。

だが、表ではガーディアナ王国との友好を結んでいたアルタローン王は、 裏ではルーンファウスト帝国の侵略を恐れ、密かに手を結んでいたのだ。
当然、帝国に仇名すマックスは城内で取り押さえられ、牢屋に入れられてしまう。

しかし、チップは牢の鍵を手にし、彼を逃がしてしまう。
普段は姫にいじめられている気弱な彼女にとって、とても勇気のいることだったに違いない。

解放されたマックスは、仲間達と共にアルタローンに巣食うルーンファウスト帝国軍を 撃退した。

その姿を見てチップは、教会の神父からの手紙にあった、「あなたの力は もっと人の役に立てるべきです。」という言葉を思い出し、戦場で傷ついた 彼等を手当てする為に、シャイニングフォースに加わろうと決心する。

聖女のような人格者に見える彼女も、やはり17歳の少女らしく、常に自分の あり方に悩み続けていた。
その葛藤する姿には、自然と親近感を覚える。
チップの優しさというのは、病気で苦しみながら死んでいった教会の子供達に対する悔恨の念と、 自分のあり方に悩みながら暮らしていた過去という、乗り越えていったふたつのつらい思いが あるからに違いない。

だからこそ、「小さな傷でも 油断は禁物 ケガをした時は すぐに私に 言って 下さいね。」という本陣での彼女の言葉は、それまでの自身の実感がこもっていて、 プレイヤーの心に深く染み入るのだ。
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