大鳥居マニアことマニやんは、お金によってどんな依頼も引き受けるトラブルバスターだ。
時に非合法な場合も含めて……。
セミロングのブロンドヘアーに、金属製のショルダーアーマー装備。手袋とニーパッド、そしてスニーカーと同じ赤で揃えたカチューシャをつけ、透き通るようなスカイブルーの瞳を輝かせ、
黄色いTシャツからはちきれんばかりの大きな胸と、ホットパンツからすらりと伸びる長い足。ぱっと見は、誰もが認める美少女なんだけど……
一筋縄ではいかないキャラクターの持ち主である!
敵のボスに、「やばん」で「オタク」なのうみそ!
「ほんのう」と「よくぼう」のカタマリ!と罵られた挙句、その性格を買われ、脳みそを巨大破壊兵器の中枢部に使われそうになる。
趣味 ガレージキット製作
特技 モノマネ
……確かにその通りなんだけどね。
自分の身の丈ほどあろうかという重火器を易々と使いこなし、敵の弾2,3発くらいなら耐えられるガッツの持ち主。
「んでもって、そのままえんでいんぐになだれこもうぜ〜!!!!」といった具合に言葉遣いも悪い。
なにより、設定では18歳のくせに、隙あらば飲みに誘い、あまつさえ、タバコもふかす。
そして極めつけは、1の裏技で、スーパーファミコンらしき物を、モンゴリアン・ストンパーばりに踏みつける!
専門誌BEEP メガドライブで開発スタッフが連載していた4コマ漫画、「撃てるんです」では、スーファミを
弁当箱にしたり、UFOキャッチャーでゲットしたマリオらしきヌイグルミを車に轢かせたり、やりたい放題だった。
こういった一連の、セガの本社があった地名からつけられた彼女の勇気ある行動によって、
当時の任天堂に対し、不満や敵意を抱いていた多くのメガドライバーのジャンヌ・ダルク的存在となった!(←そうか?)
一見すると男勝りで蓮っ葉な娘さんだが、でもでも、ちゃんと女の子らしき一面も持っている。
それは、相棒の羽田マリアの存在である。
このマリア、大金持ちのお嬢様で、美人で、頭脳明晰だけではなく、親から独立したしたいがために、六畳一間のアパートを借りて、
同居人のマニやんと一緒に、トラブルバスターの仕事を始めた。
おまけに、スノッブな生活にならないように、休日には神社で巫女さんのアルバイトをしている。
(1の魂亭入画面の姿はそのため)
この完璧超人に対して、天は二物も三物も与えたとコンプレックスを持っているのだ。
普段はガサツで男勝りな彼女が、ふと除かせるナイーブな一面は、たまらなくいとおしく感じる。
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